2025年3月24日月曜日

開院20周年を迎えて

こんにちは。院長の松岡です。

当院は3月3日をもって、

開院20周年を迎えました。


この節目を迎えられたのは、

支えてくれた歴代のスタッフ、

家族、関係者の皆様、

そして何よりご来院くださる

皆様のおかげです。

心より感謝申し上げます。




開院当初は小さかったお子さんが、

すっかり立派な大人になったり、

結婚して子どもを連れてきてくださったりする姿を見ると、

20年という年月の流れを実感します。


私は大学卒業後に

母校北大の医局で臨床の基礎を学び、

その後お誘いを受け、

地方都市のクリニックに勤務していた時期があります。


そのときの経験が、今の私の

診療姿勢に色濃く反映されています。


勤め先のクリニックは

1日の来院患者数が当院の倍近いほど

非常に混み合っていましたが、

院長は予約外の来院も全く断らない人でした。


印象的なエピソードがあります。

あるとき、患者さんがつらそうな様子で来院し、

「昨日から腫れて眠れなかったが、

休診だったので我慢していた」と言いました。


すると院長は

「医院の隣が自宅の玄関なんだから、

なぜ押しかけて来てピンポンしない!

遠慮するな!」と怒りました。

まあ今の時代から見ると

怒るのはどうかなのですが、

それから私自身も、

「予約がいっぱいだから診れません」

とは決して言いませんし、

時間外対応もできる限り行っています。



また、ある患者さんが

「歯を抜いてくれ」と来院したときのこと。

検査の結果、歯周病は進行していましたが、

適切な治療をすればじゅうぶん残せる状態でした。


私がそれを伝えると、

「明日から半年間、漁に出るんだ!

船から降りられないのに、

海のど真ん中で痛くなったらどうする!』

と烈火のごとく怒られました。


同じ病態でも、その方の置かれている環境によって

最適な治療は変わる

実感した出来事でした。



また、ある患者さんの口の中には、

通常の歯科医学の常識では

まず入れないかぶせ物が入っていました。

大学の先生が見たらバカにするかもしれないようなものでしたが、

その患者さんは

「他では入れ歯かインプラントしかないと言われたのに、

ここの院長のおかげでまだ入れ歯にならずに、今も物が食べられる」と、

とても感謝していました。


とかく医者のたぐいは、

「医学的にこれがベスト」を最優先しがちですが、

人それぞれの事情や考え方、希望に寄り添い、

よりその方に最適な方法は何かを模索しながら、 

決して押し付けにならない診療を

心がけねばならないと思いました。



当院はおかげさまで

多くの方にご来院いただき、

「予約が取りづらい」とお叱りを

頂戴することもありますが、

「困ったときには必ず診る」という

姿勢は今後も崩さず、

これからも誠心誠意、診療に励んでまいります。




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澄川ファミリー歯科
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